スチールラックが錆びる?原因と簡単に落とす方法を紹介
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スチールラックの耐荷重が強く、耐久性にも優れているため、幅広い分野で使用されています。しかし、スチールラックを使っている間、錆びが出てしまうことがあります。
「スチールにもサビるの?」「どうすれば錆びを落とせるか?」という疑問を抱えている方も少なくありません。この記事では、スチールラックに錆びが出る原因と簡単に落とす方法について解説します。ぜひ最後まで読んでください。
スチール素材とは?
スチールは「鋼」とも呼ばれています。主な成分は「鉄」であり、一定量の炭素(通常2.1%以下)も含めた合金です。強度が高く、変形しにくいため、キッチンラックや収納棚によく使われています。家庭用のスチールラックには、炭素鋼を使用し、サビ防止や耐久性向上のために粉体塗装やクロムメッキなどの表面加工が施されているものが一般的です。
スチールラックは錆びますか?
結論から言うと、スチールラックは錆びる可能性があります。
スチールは比較的錆びにくい素材として知られていますが、必ずしも錆びないわけではありません。市販されている多くのスチールラックには、耐久性を高め、錆びを防ぐために、表面に粉体塗装などの加工が施されています。そのため、日頃から水分を拭き取るなど、適切なお手入れを行っていれば、長期間使用しても錆びにくくなります。
次では、スチールラックに錆びが発生する主な原因について解説します。原因を理解することで、スチールラックをより長く、きれいに使うための正しいお手入れ方法がわかります。
スチールラックが錆びる主な原因
原因1:スチールラックに傷がつく
前述のとおり、多くのスチールラックの表面には、サビを防ぐために「粉体塗装」などの表面加工が施されています。しかし、物をぶつけたり擦ったりして塗装に傷がつくと、内部の鉄素材が露出し、空気中の水分(湿気)と反応して錆びが発生します。
小さな傷であっても、そこから錆びが広がることがあるため、注意が必要です。
原因2:湿度の高い環境に長時間置いている
スチールラックが雨や水に直接触れたり、湿度の高い場所に長時間置かれたりすると、錆びの進行が早まります。特に、キッチンや洗面所、浴室の近くなどは、湿気がこもりやすいため注意が必要です。
結露が発生しやすい環境では、表面が濡れていなくても錆びが進行することがあります。
原因3:酸性・アルカリ性の物質がスチールラック表面に残る
浴室用の漂白剤や洗剤、キッチンで使うお酢や調味料、飲み物などは、酸性・アルカリ性アイテムです。ラックの表面に付着したまま放置されると、塗装を傷め、錆びの原因になります。
このような物質が付着した場合は、「すぐに拭き取り、しっかり乾燥させる」ことが大切です。日頃からこの習慣を身につけることで、スチールラックをより長く、良い状態で使用できます。
スチールラックの錆びを落とす方法
スチールラックに錆びが発生した場合は、できるだけ早めに対処することが重要です。放置すると錆びの範囲が徐々に広がり、錆びを落とす作業だけでなく、塗装や外観を元に戻すことも難しくなります。
ここでは、軽度の錆びの場合と錆びが進行してしまった場合に分けて、対処方法を解説します。
錆びの範囲が小さい場合:
錆びがまだ軽度で、点状や小さな範囲にとどまっている場合は、100円ショップなどで購入できるサビ取り用の消しゴムを使う方法がおすすめです。
サビ取り消しゴムは、比較的塗装面へのダメージが少なく、軽い錆びであれば手軽に除去できます。
サビ取り消しゴムのメリット
- 成分が優しいので、塗装面に傷つけない
- 下地処理として使える
- 錆びを落とした後、必要に応じて補修塗装を行いやすい
サビ取り消しゴムの利用方法はとてもシンプルです。使用する際は、商品に付属している説明書を確認し、指示どおりに作業すれば問題ありません。
錆びの範囲が少し大きめ場合:
スチールラックのサビが少し広がったら、重曹を使用してサビを取るのがおすすめです。重曹は弱アルカリ性のため、酸化鉄(錆び)を緩める作用があり、こすり洗いと組み合わせることで錆びを除去します。重曹を使った錆落としは、軽度〜中度の表面に浮いた錆びに適しており、家庭でも手軽に行えます。
| メリット | デメリット |
| 人体への刺激が少なく、安全性が高い | 頑固な錆びには不向き |
| 材料が手に入りやすく、コストが低い | こすり洗いなどの物理的な作業が必要 |
| 金属や塗装へのダメージが比較的少ない | 少し手間がかかりる |
重曹で錆びを落とす際に必要なもの
用意するもの
- 重曹
- 水
- 台所用たわし(または使わない歯ブラシ)
- 乾いた布
- ラップ
重曹を使って錆びを落とす方法
ステップ1、重曹ペーストを作る
重曹と水を約3:1の割合で混ぜ、とろみのあるペースト状にします。
ステップ2、錆びた部分に塗る
錆びを覆うようにペーストを塗り、乾燥防止のためラップをかけます。1〜2時間ほど放置し、錆びを緩ませます。
ステップ3、こすってサビを落とす
たわしや使わない歯ブラシで錆び部分をこすります。乾いてきたら、少量の水を足しながら作業してください。
ステップ4、洗い流して乾燥させる
水でしっかり洗い流し、すぐに乾いた布で水分を完全に拭き取ります。
ステップ5、錆び防止処理を行う
金属が露出した部分は錆びやすいため、乾燥後に防錆油や潤滑スプレーなどを薄く塗って保護しましょう。
スチールラックを錆びにくくするためのお手入れ方法
1、水気との長時間接触を避けるのが基本
スチールラックの錆びを防ぐうえで最も重要なのは、水気と長時間接触しないことです。
掃除をした後や水がかかった場合は、すぐに乾いた布で水や湿気をすぐに拭き取りましょう。
もしラック表面の塗装が少し剥がれたら、その部分のサビを取れたあとすぐに防錆油などを表面に塗り、空気との接触を遮断してください。
2、定期的な清掃を行う
表面に付着した汚れや調味料、手の汗などに含まれる塩分は、錆びの原因になります。
定期的に中性洗剤(食器用洗剤など)を薄めたぬるま湯で布拭きし、汚れを落としましょう。油汚れがひどい場合は、消毒用エタノールを使うと効果的です。
3、湿気対策を徹底する
バスルームやキッチンの水回り、窓際に設置しているスチールラックは、特に湿気の影響を受けやすいです。使用後はこまめに換気を行い、ラック周囲の風通しを良くするよう心がけましょう。
クローゼットや倉庫など、湿気がこもりやすい場所では、除湿剤を併用するのも効果的です。
まとめ
この記事では、スチールラックにサビが出る原因と錆びを簡単に落とす方法について解説しました。また、スチールラックを長く持たせるためのお手入れ方法も紹介します。ぜひこの記事を参考にして、ラックのサビを落としてください。