洗濯機の上収納アイデア|サイズ・耐荷重まで徹底解説

洗濯機の上収納アイデア|サイズ・耐荷重まで徹底解説

「洗濯機の上が空いていてもったいない」、「ランドリースペースが狭い」という悩みを抱えています。
洗濯機の上は、ランドリー空間で最も活用価値の高いスペースです。しかし、サイズ確認や耐荷重を無視すると失敗しやすい場所でもあります。
この記事では、洗濯機の上収納アイデアをプロ目線で解説します、ぜひ参考にしてください。

なぜ洗濯機の上収納は重要なのか?

ランドリースペースは収納量に対して床面積が不足しがちです。バスタオル、洗剤、詰め替えストックなど収納したい物は多いが、床に棚を置くと、動線が狭くなるなります。そこで「縦収納」がより向いています。洗濯機の上収納は、床を使わず収納力を増やせる最適解です。

洗濯機上収納の種類と選び方【失敗しない基準】

洗濯機上収納で失敗する人の多くは、「見た目」や「価格」だけで選んでしまっています。

しかし本来重視すべきなのは、

  • 設置環境に合っているか
  • 洗濯機のタイプに適しているか
  • 耐荷重・安定性は十分か
  • 将来的な使い方に対応できるか

という機能面と安全性です。

ここでは、代表的な収納タイプごとの特徴と、失敗しないための選び方を詳しく解説します。

① ランドリーラック(床置き型)

最もスタンダードで安定性が高いのが「床置き型ランドリーラック」です。床に脚を置いて支える構造のため、耐荷重が高く、収納力を確保しやすいのが特徴です。

向いている人:

  • 洗剤やストックを多く収納したい
  • 重量物を置きたい
  • 長期間使用する予定がある
  • 地震対策を重視したい

メリット:

  • 安定性が高い
  • 棚段数が多い
  • デザインバリエーションが豊富

特に家族世帯など、タオルや洗剤のストック量が多い家庭には最適です。

選ぶときのチェックポイント:

1. 防水パン対応サイズ

洗濯機の下にある防水パンの幅・奥行きによっては、脚が干渉して設置できないケースがあります。購入前に必ず、防水パンの内寸、外寸、ラック脚幅を確認しましょう。

2. 耐荷重

棚1段あたりの耐荷重は最低でも10kg以上が理想です。合計耐荷重も必ずチェックしてください。特に液体洗剤や柔軟剤は想像以上に重くなります。安全性を最優先に考えることが重要です。

3. 横揺れ防止構造

洗濯機は脱水時に振動します。背面クロスバーや補強パーツがあるタイプの方が安心です。

② 突っ張り式ラック

天井と床で固定するタイプの収納です。近年、賃貸住宅で人気が高まっています。壁や床に穴を開けずに設置できるのが最大の特徴です。

 向いている人:

  • 賃貸物件に住んでいる
  • 原状回復を前提にしている
  • できるだけ省スペースにしたい

メリット:

  • 工事不要
  • 設置・撤去が簡単
  • 軽量で扱いやすい

ただし、設置精度が甘いとぐらつきやすいという弱点もあります。

選ぶときのチェックポイント:

1. 天井強度

石膏ボード天井の場合、設置位置によっては強度が不足することがあります。梁や補強部分を確認できると理想です。

2. 定期的な締め直し

突っ張り式は経年で緩むことがあります。半年に一度程度のメンテナンスを前提に考えましょう。

3. 耐荷重の確認

合計耐荷重15〜20kg以上あると安心です。重い物は下段に置くよう設計しましょう。

③ 壁付け棚タイプ

壁面に直接固定する棚タイプです。見た目がスッキリしやすく、インテリア性を重視したい人に向いています。

メリット:

  • 圧迫感が少ない
  • デザイン性が高い
  • 必要な位置に設置できる

注意点:

  • 下地の有無を確認する必要がある
  • 賃貸では制限がある場合が多い
  • 設置には工具が必要

最近はピン固定タイプなど、原状回復可能な製品もありますが、重量物には向きません。

洗濯機上収納アイデア(実践編)

洗濯機の上にラックを置くだけでは、収納はうまく機能しません。大切なのは「何をどこに置くか」という設計です。収納がうまくいくかどうかは、棚選びではなく“配置設計”で決まります。

① ゾーニング設計が成功の鍵

収納を考えるとき、多くの人は「空いている場所に物を置く」という発想をします。しかしそれでは、すぐに散らかり、使いづらくなります。そもそも重要なのは、“場所”ではなく“役割”で分けることです。洗濯機上収納は、次の3層構造で考えると失敗しません。

上段:軽量ストックゾーン

最上段は「頻度が低く、軽い物」を置く場所です。例えば、「詰め替え用洗剤」、「予備のタオル」、「シーズンオフの洗濯用品」など。

上段は目線より上になるため、 頻繁に出し入れする物を置くとストレスになります。また、高い位置に重い物を置くと、地震時や揺れの際に危険です。必ず軽量物のみに限定しましょう。

安全対策として、落下防止バーや収納ボックスの使用もおすすめです。特に液体類は絶対に置かないのが基本です。
中段:毎日使うゾーン(最重要エリア)
収納設計で最も重要なのがこの中段です。ここは、目線〜胸の高さにあたる“ゴールデンゾーン”。日常的に使う物はすべてここに集約します。

例えば:

  • バスタオルフェイスタオル
  • 洗濯ネット
  • ハンガー類

ポイントは、片手で取れる配置にすること。洗濯は「濡れた手」「片手が塞がっている」状況が多いため、 ワンアクションで取れるかどうかが使いやすさを左右します。ここが機能すると、ランドリースペース全体の効率が一気に向上します。

下段:重量物ゾーン

最下段は、揺れにくく安定する位置です。ここには、液体洗剤、柔軟剤、重めのストックなどを配置してください。
重い物を下に置くことで、ラック全体の重心が安定します。さらに、滑り止めシートを敷いておくと振動によるズレを防げます。
特に縦型洗濯機は脱水時の振動が強いため、下段の安定設計は非常に重要です。

② 奥行きは20〜30cmが最適

洗濯機上収納で見落とされがちなのが「奥行き」です。多くの人は「たくさん置ける方がいい」と考えがちですが、奥行きが深すぎると逆に使いにくくなります。
特にドラム式洗濯機の場合、奥行きが深いラックは空間をさらに狭く見せてしまいます。
実際に使いやすいのは、奥行き20〜30cmの浅型タイプ。
このサイズであれば、タオル収納に十分、洗剤ボトルも置ける、圧迫感を抑えられるというバランスの良い設計になります。
「置ける量」よりも「取りやすさ」を優先することが成功のポイントです。

③ ドラム式と縦型で変わる収納設計

洗濯機のタイプによって、最適な収納設計は大きく変わります。ここを考慮しないと、使いづらいレイアウトになります。

縦型洗濯機の場合:

縦型で最も重要なのは、フタの開閉スペース確保です。ラックの棚位置が低すぎると、フタが十分に開かなくなります。また、上から洗濯物を出し入れするため、前面がオープンになっている設計の方が使いやすいです。棚が前に張り出しすぎない設計を意識しましょう。

ドラム式洗濯機の場合

ドラム式は奥行きが深く、本体の高さもあるため、 上部空間は比較的広く取れます。
しかしその分、ラックを設置すると圧迫感が出やすいのが特徴です。
そのため、棚板は薄め、色は白やシルバー、抜け感のあるスチール素材を選ぶと、空間が重くなりません。また、前面ドアの開閉動線も必ず確認しましょう。

サイズ測定完全チェックリスト|購入前に必ず確認すべきポイント

洗濯機上収納で最も多い失敗は、「サイズ確認不足」です。

ネット通販で購入したものの、

  • 設置できない

  • フタが開かない

  • 蛇口に干渉する

  • 防水パンに脚が入らない

これを防ぐために、購入前には必ず以下の寸法を測定しましょう。

  • 洗濯機の高さ
  • 天井高
  • 防水パンの幅
  • 蛇口位置
  • 蓋の開閉角度
  • コンセント位置

この確認を怠ると、設置不可になる可能性が高くなります。洗濯機上収納は「デザイン選び」よりも「寸法確認」が成功の鍵。まずはメジャーを持つことが、失敗しない第一歩です。

よくある質問

Q1. 洗濯機の上収納は危険ではないですか?
耐荷重を守り、転倒防止対策をすれば安全に使えます。

Q2. 賃貸でも設置できますか?
突っ張り式や床置き型なら可能です。

Q3. おすすめの耐荷重は?
1段10kg以上、合計20kg以上あると安心です。

Q4. 圧迫感を減らすには?
白系カラー・浅型棚・収納ボックス統一が効果的です。

まとめ

洗濯機の上収納は、サイズ確認、耐荷重、ゾーニング設計、機種別対策など、これを押さえれば失敗しません。
空間は広げられなくても、設計は変えられます。

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こんにちは、土谷まどかです。収納・暮らし改善をテーマに、実用性と続けやすさを重視した情報を発信しています。
キッチン収納、衣類収納、小スペース整理など、日常生活にすぐ役立つ収納アイデアを、わかりやすく紹介。「すっきり整う暮らし」を目指し、実用的な収納方法を紹介しています。